新潟市議会本会議一般質問(被災瓦礫・給食問題)書き起こし

先ほど行われた、新潟市議会本会議の一般質問のやり取りを書き起こしました。

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3月2日 中山均議員の一般質問

先ほどのそのがれき処理の問題について
既に実証実験をされているという答弁があったのですけれども
あの確かに実証実験はされているのですけれども
その実証実験で吸引されたガスは3000リットルなのですね。
ところが、一般的にその原子炉施設における放射性物質の測定に関する指針というものを国が出しているのですけれども
これは1分間50リットルで1週間取り続けている、そういう検査をやって初めてその検証っていうのはやられているのですね。そういう意味で、まだまだその検証はされなければいけない課題というのは一杯あると指摘したうえで次の質問に移りたいと思います。

福島原発事故による放射能汚染と給食の食材の安全性について伺います。
食品の規制値も今回大幅な見直しがなされたとはいえ
ウクライナなどの基準と比べるとまだ甘いといえます。
市場に流通している食材も十分検査されているとはいえません。
放射能の集積しやすい魚や昆布やキノコを使っている出汁などは検査対象外で
それらを心配する声も上がっています。
子どもは放射能の影響を受けやすく
チェルノブイリ事故で問題になっているのは甲状腺がんだけではないことも
現地の医師などから報告されており
我々50を過ぎた大人は別として
子どもを抱える保護者からは不安の声が高まっています。
そうした不安の声にきちんと立ち向かい合う必要があると思います。
そこで 現在の検査体制と基準値について 学校 幼稚園の場合と保育園の場合について
教育長と…(聞き取れませんでした)長にそれぞれ所見を伺いたいのですけれども
ここで 既にこの件については一部先日の水澤議員へ答弁されております。
しかし この間 保健給食課と子どもたちの健康を心配されるお母さんたちの交渉の中では
給食では多様な食材を提供することも重要というふうに回答されており
その目標の例として30品目摂取という数字も提示されています。
1日だけで20から30品目に至る食材に対し答弁で示されているように
市で検査されているのは週に2検体
業者の自主検査にも期待したいものですけれども
お母さんたちが給食に納入する食材を納入する業者に
それぞれ聞き取り調査をしたその結果によれば
特に検査を実施していないところが多数あります。
こういった検査体制でもちろん一所懸命やっているのは分かるのですけれども
関係者の不安を払しょくするのに十分と考えるか伺いたいと思います。

次に 核実験が行われていた1960年前後から
文科省は継続して 国民の日常食に含まれる放射性物質の検査を行ってきました。
その検査方法は 調理後の給食を丸ごとミキサーにかけ その汚染を検査するというもので
文科省内部で それを復活させる形で給食丸ごと検査というものを検討し
これが水澤議員への答弁で触れられた 学校給食のモニタリング事業として予定されているものと聞いております。
これで具体的に使用する時期や方法について本市の対応や予定などについて伺いたいと思います。これは教育長への質問です。
カッコ2番として十分な検査がなされているとは言えないという風に私考えておりますので
当面は少なくともキノコ類など汚染されやすい食材等を避けてほしいという保護者達の要望
これについてどう考えるかということについて伺いたいと思います。
学校、幼稚園の場合 保育園の場合についてそれぞれ伺います。

これと 少し時間が残るので少し話したいのですけれども
つい先日岩手県が県内の複数の産地で生産された2011年産の干しシイタケを検査した結果
セシウムで1300㏃~2800㏃/㎏以上の汚染が計測されています。
こうした実態を踏まえ 東京都ではキノコ類を使用しないと決めた学校も出てきています。
新潟市の学校給食2月使用分の共同購入の干しシイタケも秋田県産、岩手県産とのことで
もちろん関係者 生産者のことを考えると大変複雑で辛い話でもありますけれども
小さい子どもたちをお持ちの保護者の皆さんが福島近県地域のキノコ類などに不安を抱くことを単純に心配しすぎだというふうに断定するわけにはいかないと思います。
こうした心配や汚染されやすい食材を避けてほしいというそういう心配をどう考えるかそれぞれ伺いたいと思います。
カッコ3として これと同様の理由で給食の食材に不安を持っている保護者の方々の 子供に弁当や水筒を持参させたいというそういう意向を尊重してほしいと考えますけれども 学校幼稚園保育園についてそれぞれ伺いたいと思います。

議長:阿部福祉部長

阿部福祉部長答弁

福島原発事故による放射能汚染と給食の食材の安全性についてお答えします。
はじめに保育園の検査体制と基準値ですが
保育園では本年一月から子どもたちに安全な給食を提供すると共に
保護者の皆様の不安軽減を図るため
学校などと調整しながら 使用頻度の高い青果物を週2検体選定し定期的に検査を行っております。
これまで検査食材から放射能(「放射性」の間違いだと思われる)物質は検出されておりませんが
検出された場合は 安全が確認されるまで国の暫定基準値内であっても
同一地域の物は一旦使用停止することとなっています。

次に汚染されやすい食材等を避けてほしいというご要望についてです。
保育園では保護者の皆様に使用食材の産地をお知らせするとともに
市や県の放射性物質検査の結果を注視し
安全性が確保されたものを使用しており
保護者の皆様からご理解いただけるものと考えております。
次に保護者の弁当水筒持参の意向尊重についてですが
保育園給食に対する不安の払しょくに努めると共に
子どもたちにとって最善の方法を保護者の皆様と共に協議しながら対応したいと考えています。
以上でございます。

議長:鈴木教育長

鈴木教育長答弁

中山議員ご質問の福島原発事故による放射能汚染と給食の食材の安全性についてお答えします。
はじめに学校幼稚園の検査体制と基準値についてです。
学校給食食材についても独自検査を始めたところですが
万が一放射性物質が検出された場合は 国の暫定基準値内であっても
安全性が確認されるまで同一地域の物は一旦使用を停止しすることとしています。
また、給食丸ごと検査については 県が国の委託を受け実施する予定ですので
本市といたしましても検査を実行していきたいと考えています。

次に汚染されやすい食材などを避けてほしいという要望を どう考えるかについてです。
本市の学校給食は 子供たちの成長に合わせ 栄養バランスよく食べてもらうため
文部科学省の基準に基づき なるべく多くの食品を使うようにしています。
食品の全品目検査は難しいものと考えますけども
保護者のご意向などにも配慮し 検査品目についてさらに検討を加えながら
食の安心安全が確保される様して参りたいと思います。

次に保護者の弁当水筒持参の意向の尊重についてです。
この度の福島第一原発事故による放射能問題で
食品に不安を持たれ弁当や水筒の持参を希望される保護者もいることから
その際には保護者への十分な説明と配慮をするようにとの文部科学省の通知がありました。
学校長にはその旨の保護者周知を図り
相談があった場合は通知の趣旨を尊重するように指導しています。
今後とも保護者の意向が尊重されるように努めてまいりたいと思います。
以上でございます。

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お弁当持参に関しては、新潟市教育委員会から各学校長に通知が出されています→http://kodomoniigata.com/?p=975


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