新潟市に「学校給食改善の為の提案書」提出

平成23年8月12日、新潟市教育委員会保健給食課に「学校給食改善の為の提案書」を提出しました。

中山均・新潟市議に同伴していただき、給食食材の産地開示と産地配慮を訴えてきました。提案書の内容に加えて、放射能を心配してお弁当を持参するママ・子ども達の心理的負担を減らすために、給食と弁当の選択が容易になるように、給食・弁当選択制の導入を含めて、学校側に配慮するよう指導をして欲しい旨も口頭で伝えました。

【学校給食改善の為の提案書】PDFダウンロード
【新潟市教育委員会保健給食課からの返答】PDFダウンロード

以下、PDFと同じ内容を掲載しています。

【学校給食改善の為の提案書】

新潟市教育委員会保健給食課 様
平成23年8月12日

食材の放射線被曝における学校給食改善の為の提案書

□ 問題点

小児は成人に比して被曝の影響を受けやすいため,被曝による健康被害が生じやすいことが,様々な研究によって明らかにされています.これをうけて,様々な公的機関・団体が,小児の被曝は成人と同列に扱うべきではなく,特別な配慮をする必要があると提言しています.
原発事故に関連した被曝の主要なものの1つに,放射性物質で汚染された食品を摂取することによる内部被曝が挙げられます.実際,国内を流通している様々な食品から様々に放射性物質が検出されており,国民は汚染食品を介した内部被曝の危険にさらされています.中でも,小児は成人に比し被曝の影響を受けやすいにも関わらず,小児が摂取する食品の放射性物質の基準値は成人と同じであり,小児は成人以上に被曝に伴う健康被害のリスクにさらされていると言えます.
このような状況を踏まえ,「子どもを守る会」は,小児の健康を守るために,小児の汚染食品を介した内部被曝を軽減することを目的として,学校給食に関連した以下の提案を致します.

□ 提案

提案1:汚染された地域で生産された食材を学校給食に使用しない.
提案2:学校の献立表に使用食材の産地を明記し,喫食の判断を児童または保護者に委ねる.

 子どもを守る会 代表


 

【新潟市教育委員会保健給食課からの返答】

新潟の学校給食の現状について、保健給食課の方に口頭で説明していただいた内容を、メンバーがまとめました。

食材の産地について
施設毎に食材を購入しているため、保健給食課では各施設で使用している食材の産地を充分把握できていない。しかしながら、保健給食課から各学校の担当者に、購入の際には汚染食材に充分配慮するようには伝えている。現在、新潟市の給食で使用している食品目のうち、概ね30%は県内産だが、残りは県外産である。

食材の産地公表について
当日朝に、食材を購入して学校に搬入するため、事前に産地を公表することは難しいが、当日以降であれば可能かもしれない。

食材の放射能測定結果の公表について
食材の測定結果が、国の定めた基準値以下である場合には、そのような結果を公表すると生産者からクレームがくるため、現時点では公表しない方針をとっている。我々は国の基準値を踏まえたうえで、子どもに安全な給食を出せるように努力している。

弁当持参について
以前から、食物アレルギーのお子さんは、弁当を持参している。放射能を理由に弁当を持参することは可能である。市内で既に持参している子どももいる。


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